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J-GLOBAL ID:201102285524486517   整理番号:11A1195074

IFN-γを分泌しているcIL-18促進PBMCsに対する拮抗剤としての組換えcIL-18結合蛋白質

Recombinant cIL-18-binding protein as an antagonist to cIL-18 enhanced PBMCs secreting IFN-γ
著者 (4件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 506-511  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2382A  ISSN: 0001-6209  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】インターロイキン-18(IL-18)は,インターフェロン-γ(IFN-γ)を分泌しているTh1細胞とNK細胞の活性化を介する免疫調節に重要な役割を果たしている炎症性サイトカインである。ヒトとマウスで分泌したIL-18結合蛋白質(IL-18BP)は,IL-18の活性を中和できる。鶏痘ウイルスゲノム由来のIL-18BPのホモログ遺伝子を予測し,IL-18誘発疾患に対する拮抗剤として利用するために,その発現蛋白質を同定した。【方法】cIL-18BP遺伝子を一対の特有のプライマーを介するPCR法により鶏痘ワクチンウイルスのゲノムから分離し,ベクターpPICZαAへクローニングし,酵母GS115で発現させた。cIL-18と結合している組換え蛋白質の生物活性を測定した。IFN-γを分泌しているcIL-18促進相対的細胞の活性阻害を,ELISAにより確認した。【結果】鶏痘ウイルス由来のcIL-18BP遺伝子をクローニングし,メタノールで誘発させた酵母システムにおいて獲得した高性能発現をSDS-PAGEにより同定した。組換えcIL-18と特異的に結合可能な精製した組換えcIL-18BPを,ELISA試験により測定した。cIL-18BPは,cIL-18によりそれぞれ刺激されたPBMCsとMSB1細胞で分泌するIFN-γの濃度を決定するcIL-18の活性を中和した。【結論】実験は組換えcIL-18BPは,IFN-γを分泌するcIL-18刺激に関連する免疫細胞の活性を阻害できる。ウイルス由来のcIL-18BPの欠失は,鶏痘ウイルスワクチンの安全性と免疫原性を改善する可能性がある。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
分類
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生物学的機能  ,  細胞生理一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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