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J-GLOBAL ID：201102285559102703   整理番号：11A0134231

代謝と生物エネルギーの概日性統合

Circadian Integration of Metabolism and Energetics

著者 (2件)： BASS Joseph (Northwestern Univ., IL, USA) ,  TAKAHASHI Joseph S. (Univ. Texas Southwestern Medical Center, TX, USA)
資料名： Science  (Science)
巻： 330  号： 6009  ページ： 1349-1354  発行年： 2010年12月03日 
JST資料番号： E0078A  ISSN： 0036-8075  CODEN： SCIEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 概日性崩壊や睡眠障害,肥満,糖尿病とこれらの状態に対する合理的治療薬の影響間の相互関係理解について解説した。本文では,1)概日時計の中心的転写成分と転写後調節,2)概日時計と転写ネットワーク間のクロストーク,3)概日性障害はどのように代謝性病変を引き起こすか:実験的遺伝子モデルとヒト臨床研究,の3項目について述べた。最後に,clock遺伝子は現在入手可能であり,この遺伝子がツールになって概日系の生理学的機能の理解は進展した。タイミングと生物エネルギーは相互依存的であることは判明したが,これら遺伝子や行動,代謝性疾患間の連係については,更に,1)代謝性ホメオスタシスにおける脳と末梢組織clock間の関係,2)生物エネルギーでの概日及び睡眠崩壊間の相互作用,3)栄養状態と概日ホメオスタシス間の関係,4)ヒト生理学に及ぼす概日時計系の影響の4項目について理解を深める必要があると述べた。

シソーラス用語： *生物エネルギー ,  代謝 ,  日周期 ,  *体内時計 ,  転写【遺伝】 ,  活性化 ,  カゼインキナーゼ ,  タンパク質 ,  転写因子 ,  *タイミング解析 ,  ホメオスタシス ,  *睡眠障害 ,  ヒト ,  生理学 ,  *概日時計 ,  時計タンパク質
準シソーラス用語： BML1蛋白質 ,  CLOCK蛋白質

分類 (3件)： 動物生理一般  (EJ02010E) ,  遺伝子の構造と化学  (EC02020U) ,  神経の基礎医学  (GN01020W)

タイトルに関連する用語 (3件)： 代謝 ,  生物エネルギー ,  統合