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J-GLOBAL ID:201102285589590290   整理番号:11A1828858

シリコン置換二相性リン酸カルシウムのその場合成及びin vitroでのそれらの性能

In situ synthesis of silicon-substituted biphasic calcium phosphate and their performance in vitro
著者 (8件):
資料名:
巻: 73  号:ページ: 39-45  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: C0202A  ISSN: 0022-3697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ヒドロキシアパタイト(HAp)/β-リン酸三カルシウム(β-TCP)のシリコン(Si)置換二相性リン酸カルシウム(BCP)のその場作製を,水性共析出法を通して行った。添加シリコンの濃度を,1.602の一定Ca/(P+Si)比を得るために,リンとともに変えた。X線回折(XRD)及びFourier変換赤外(FTIR)分光を用いて,合成シリコン置換BCP粉末の構造をキャラクタライズした。キャラクタリゼーションは,異なるHAp/β-TCP比の二相混合物の形成が,シリコンの含有量に依存することを明らかにした。Hankの平衡塩溶液(HBSS)に1週間浸漬した後,3wt%シリコン置換BCP粉末は分解し,析出が,合成粉末の表面に多くのフレーク状結晶からなる小顆粒とともに形成され始めた。1wt%シリコン置換BCP粉末の場合には,分解挙動は,3週間のHBSSへの浸漬の後に検出された。他方,シリコン無置換BCP粉末は,その持続時間後でも,分解しなかった。これらの結果に基づいて,シリコン置換BCPは,BCPより速く,生理液と接触する表面上で新しいアパタイト相を展開することができた。この増強された反応性は,シリコンをBCPに組み込んだとき,ヒドロキシルサイトにおけるSiO4四面体歪み及び不規則性により,β-TCP構造の安定性の低下を生じた。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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