文献

J-GLOBAL ID：201102285925000307   整理番号：11A0947677

Antheroporum pierreiから得た固形腫瘍選択的ピラノイソフラボン類であるピエルレイオンA~D及び他の細胞毒性を有する成分

Pierreiones A-D, Solid Tumor Selective Pyranoisoflavones and Other Cytotoxic Constituents from Antheroporum pierrei

著者 (4件)： GAO Song (Univ. Arizona, Arizona, USA) ,  XU Ya-Ming (Univ. Arizona, Arizona, USA) ,  VALERIOTE Frederick A. (Henry Ford Hospital, Michigan, USA) ,  GUNATILAKA A. A. Leslie (Univ. Arizona, Arizona, USA)
資料名： Journal of Natural Products  (Journal of Natural Products)
巻： 74  号： 4  ページ： 852-856  発行年： 2011年04月 
JST資料番号： C0012B  ISSN： 0163-3864  CODEN： JNPRDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 植物から将来的に見込みのある抗腫瘍薬を見いだす研究を継続している。タイで収集したAntheroporum pierrei(マメ科)の葉及び小枝の有機溶媒抽出液から,新規な4種類のピラノイソフラボン類,名付けてピエルレイオンA~Dを単離した。この時に,既知化合物3種類も一緒に単離した。NMR及びMSを主体とするスペクトルデータに基づいて,新規化合物の構造を決定した。2種類の固形腫瘍細胞系(C38(結腸腺癌),及びHCT-116(結腸癌))と,1種類の白血病L1210細胞系を用いて,特異的細胞毒性活性を評価した。ピエルレイオンA及び既知化合物3種類は,固形腫瘍細胞系の細胞毒性及び/又は選択的毒性の点で,これら生物活性の大部分の割合を占めた。ピエルレイオンCは不活性であった。

シソーラス用語： *細胞毒性 ,  葉 ,  枝 ,  生体成分分析 ,  イソフラボノイド ,  ケトン ,  *酸素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  絶対配置 ,  生物活性 ,  マメ科 ,  抗腫瘍作用 ,  腫瘍細胞 ,  培養細胞 ,  毒性 ,  固形腫瘍 ,  単離 ,  測定データ ,  分子構造 ,  腺癌 ,  結腸腫瘍 ,  白血病 ,  エレクトロスプレイイオン化質量分析 ,  赤外吸収スペクトル ,  紫外吸収スペクトル ,  炭素13NMR ,  NOESY ,  HMBC【磁気共鳴】 ,  旋光性 ,  オレフィン化合物 ,  フェノールエーテル
準シソーラス用語： Antheroporum pierrei ,  L1210細胞 ,  *イソフラボン類 ,  スペクトルデータ ,  タイ ,  *ピラノイソフラボン類 ,  結腸癌 ,  抗腫瘍活性 ,  旋光

分類 (3件)： ピランの縮合誘導体  (CF07093I) ,  植物の生化学  (EH01050J) ,  抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A)

物質索引 (6件)： テフロシン ,  ピエルレイオンA ,  ピエルレイオンB ,  ピエルレイオンC ,  ピエルレイオンD ,  ロテノン

タイトルに関連する用語 (2件)： 固形腫瘍 ,  細胞毒性