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J-GLOBAL ID：201102285940464123   整理番号：11A1835952

ブラジルとパラグアイのタバコの煙凝縮物中のCd濃度のサーモスプレー・フレーム炉原子吸光分析(TS-FF-AAS)による定量

Determination of Cd levels in smoke condensate of Brazilian and Paraguayan cigarettes by Thermospray Flame Furnace Atomic Absorption Spectrometry (TS-FF-AAS)

著者 (5件)： MIRANDA Kelber ,  DIONISIO Amalia G.G. ,  PESSOA NETO Osmundo D. ,  GOMES Marcos S. ,  PEREIRA-FILHO Edenir R.
資料名： Microchemical Journal  (Microchemical Journal)
巻： 100  ページ： 27-30  発行年： 2012年01月 
JST資料番号： D0072A  ISSN： 0026-265X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,ブラジルとパラグアイの通常のサイズのフル・フレーバー・タバコの煙凝縮物中のCd濃度を定量した。「魚の尾」煙突を用いてタバコの煙を埋め込み式トラップに閉じ込め,3MCEフィルター(混合セルロースエステル)で煙を収集する。最初の2つの収集段階(煙突とインパクタ)で収集された煙凝縮物はTritonX-100のスラリー試料として調製し,タバコの煙の収集に用いた(第3の収集段階の)3MCEフィルターをマイクロ波分解した。試料中のCdは,サーモスプレー・フレーム炉原子吸光分析(TS-FF-AAS)によって分析し,得られた結果を黒鉛炉原子吸光分析(GFAAS)による結果と比べた。TS-FF-AASとGFAASによって得られた値の間に有意差は95%の信頼水準で見出されなかった。試験を行ったブラジルとパラグアイのタバコの煙中のCdの全濃度は,それぞれ187-281ng/タバコと176-271ng/タバコであった。1本のタバコからの煙凝縮物のTS-FF-AASとGFAASによるCdのLODsは,それぞれ5.8と1.5ng/タバコであった。単純なTS-FF-AASシステムを利用する主な長所は,低いランニングコストであり,GFAASと比べて短い分析時間である。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *エアロゾル ,  *ガスコンデンセート ,  *フレーム原子吸光分析 ,  黒鉛炉原子吸光分析 ,  Triton X-100 ,  元素分析 ,  定量分析 ,  ブラジル連邦共和国 ,  パラグアイ共和国 ,  *カドミウム
準シソーラス用語： *ガス凝縮物 ,  *たばこの煙 ,  マイクロ波分解

分類 (2件)： たばこ  (FJ07000D) ,  有機物質中の元素の物理分析  (CC03032S)

タイトルに関連する用語 (10件)： ブラジル ,  パラグアイ ,  タバコの煙 ,  凝縮物 ,  Cd ,  スプレー ,  原子吸光分析 ,  TS ,  AAS ,  定量