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J-GLOBAL ID:201102286326062449   整理番号:11A0288753

膜性腎症のモデルでチトクロームP450 2B1は補体に依存した亜溶解性傷害を媒介する

Cytochrome P450 2B1 Mediates Complement-dependent Sublytic Injury in a Model of Membranous Nephropathy
著者 (7件):
資料名:
巻: 285  号: 52  ページ: 40901-40910  発行年: 2010年12月24日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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受動Heymann腎炎はヒトの膜性腎症を模した実験モデルで,補体C5b-9膜侵襲複合体で誘導した糸球体上皮細胞(GEC)傷害により蛋白尿を生じている。この補体の媒介する亜溶解性傷害でのチトクロームP450 2B1(CYP2B1)の役割を調べた。GECでCYP2B1を過剰発現すると,抗尿細管刷毛縁の抗血清(抗Fx1A)で処理した後に活性酸素分子種(ROS)の生成,細胞毒性,アクチン細胞骨格の崩壊が増加した。一方,CYP2B1を抑制すると,ROSと細胞毒性が著しく減少し,アクチン細胞骨格は保存されたままであった。ゲルゾリンは配向されたアクチン細胞骨格を維持するが,補体C5b-9が媒介する傷害でゲルゾリンは著しく減少した。CYP2B1抑制細胞では,ゲルゾリンは保存されていた。抗Fx1Aを注入したラットでは,チトクロームP450阻害剤シメチジンは,マロンジアルデヒド付加物の生成を低下させ,糸球体でのネフリンの正常な分布を保持し,蛋白尿の症状が現れるのを抑制した。ヒト膜性腎症の治療へのターゲットを示唆した。
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分類 (2件):
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泌尿生殖器の基礎医学  ,  酵素一般 
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