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J-GLOBAL ID：201102286403552020   整理番号：11A0288779

α-クリスタリンの変化したシャペロン様活性は白内障発生を促進する

Altered Chaperone-like Activity of α-Crystallins Promotes Cataractogenesis

著者 (6件)： CHENG Catherine (Univ. California, California) ,  XIA Chun-Hong (Univ. California, California) ,  HUANG Qingling (Univ. California, California) ,  DING Linlin (Univ. California, California) ,  HORWITZ Joseph (Univ. California, California) ,  GONG Xiaohua (Univ. California, California)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 285  号： 52  ページ： 41187-41193  発行年： 2010年12月24日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： γB-クリスタリンI4F変異蛋白質をα-クリスタリンのin vivoの標的に用い,変化したα-クリスタリンが水晶体の透明度に及ぼす影響を調べた。白内障のマウスの水晶体から散乱する光を測定する新たに開発した方法を用いて定量的に評価した。組換体αA-Y118D蛋白質は変異体γB-I4Fに結合するが,野生型のγBクリスタリンにはin vitroで結合しなかった。変異体のαA-Y118DとγB-I4F蛋白質は共に形質導入した細胞で凝集体を形成した。α-クリスタリンのシャペロン様活性の変化はγB-I4Fの変異により生ずる白内障の重症度を増加させた。α-クリスタリンのin vivoでのシャペロン様活性は水晶体の透明度に不可欠であった。これらの結果から,水晶体の透明度は水晶体の皮質及び核におけるαA-クリスタリンシャペロン様活性の水準に依存することが示唆された。

シソーラス用語： マウス ,  病態モデル ,  *白内障 ,  *クリスタリン ,  *シャペロンタンパク質 ,  水晶体 ,  突然変異体 ,  透明度 ,  凝集体
準シソーラス用語： α-クリスタリン

分類 (2件)： 眼の基礎医学  (GP01020C) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (5件)： α-クリスタリン ,  シャペロン ,  活性 ,  白内障 ,  促進