抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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太陽光発電パネルの最大電力点追従(MPPT)では,パネルグループの接続を負荷の変動に適応して変更し,最大電力が得られるようにするが,環境の変化に応じてこれを実行するための多くの方法が提案されている。本稿では,ファジィ論理コントローラ(FLC)を用いた最大電力点追従(MPPT)の実装法を提案した。本手法では,コストの観点から,安価な8ビットマイコロコントローラPIC16F877Aを選定し,C言語と整数変数を用いてプログラムを組んだ。このFLCを用いたMPPTの性能を山登り法(P&O:Perturbation and Observation)を用いた場合と比較した結果,FLCはP&Oに比べて大きなRAMおよびROM空間を必要とするが,連続的に安定して最大電力を取出すことができ,また言語的ファジィルールに基づくFLCはP&Oに比べてさらに柔軟性と機能性に優れることが分かった。