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J-GLOBAL ID：201102286715605431   整理番号：11A1851713

CZE-ESI-MSにおけるEDTAによる金属イオンの分離及びスウィーピング

Separation and sweeping of metal ions with EDTA in CZE-ESI-MS

著者 (2件)： QUIRINO Joselito P. (Univ. Tasmania, Tasmania, AUS) ,  HADDAD Paul R. (Univ. Tasmania, Tasmania, AUS)
資料名： Journal of Separation Science  (Journal of Separation Science)
巻： 34  号： 20  ページ： 2872-2878  発行年： 2011年10月 
JST資料番号： A0139B  ISSN： 1615-9306  CODEN： JSSCCJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エレクトロスプレイイオン化質量分析計に結合したキャピラリーゾーン電気泳動(CZE-ESI-MS)を適用し,バックグラウンド電解質(BGE)中のエチレンジアミン四酢酸(EDTA)による金属イオンの定量を示した。測定時にEDTAを連続的にキャピラリーから溶離すると金属-配位子錯体の信号が観測され,シース液へのアンモニア添加によってSN比が向上した。従来の注入技法による金属イオン(カルシウム(II),マンガン(II)及び亜鉛(II))の検出限界は約1~2mg/L,直線検量域は8~100mg/Lであったが,提案したオンライン試料予備濃縮技法ではEDTA錯形成スウィーピングによって少なくとも十倍感度が向上し,μg/Lレベルの検出限界を達成することができた。

シソーラス用語： *キャピラリーゾーン電気泳動 ,  *エレクトロスプレイイオン化質量分析 ,  バックグラウンド ,  電解質 ,  化学組成 ,  *金属イオン ,  添加物効果 ,  操作 ,  痕跡量成分 ,  定量分析 ,  ダイナミックレンジ ,  検出限界 ,  測定精度 ,  オンラインシステム ,  予備濃縮 ,  錯体生成 ,  SN比 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  アミノカルボン酸 ,  ジアミン ,  スイープ
準シソーラス用語： バックグラウンド電解質 ,  掃引

分類 (1件)： 無機化合物の各種分析  (CC08024Y)

物質索引 (1件)： エチレンジアミン四酢酸

タイトルに関連する用語 (3件)： ESI-MS ,  EDTA ,  金属イオン