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J-GLOBAL ID：201102286747910031   整理番号：11A1221879

超指向性スピーカを用いた複数映像同時視聴のための個別音提示方法

Personal Sound Display Using Parametric Loudspeakers for Simultaneous Multiple-Movie Seeing

著者 (5件)： 上田雅道 (東大 大学院情報理工学系研究科) ,  木村健太郎 (東大 大学院情報理工学系研究科) ,  宝珠山治 (NEC 情報・メディアプロセッシング研) ,  谷川智洋 (東大 大学院情報理工学系研究科) ,  廣瀬通孝 (東大 大学院情報理工学系研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 111  号： 101(MVE2011 14-30)  ページ： 15-20  発行年： 2011年06月21日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 複数の映像を多人数で同時に視聴する際に,個々のユーザが聞きたい映像の音のみを聴取できる手法を提案する。通常のスピーカシステムでは複数の音を同時に再生すると,ユーザは自分の見ている映像以外の音は不必要であるにもかかわらず,音は空間的に広がりを持つためそれぞれの音が混合してしまう。提案手法では複数の超指向性スピーカを用いてそれぞれの映像の音が分離された音場をユーザ位置に生成し,ユーザの視聴状況に応じて提示音やその方向を制御する。本システムを試作し,実際に複数の映像を同時に視聴してもらう主観評価を行い,それぞれの映像の音を従来のスピーカで流し続けた場合に比べ,ユーザが聞きたい音を聴取しやすくなることを示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *指向性 ,  *スピーカ ,  *電子装置 ,  *個別方式 ,  音場 ,  分離 ,  超音波
準シソーラス用語： *視聴覚機器

分類 (1件)： オーディオ機器  (NC06010U)

引用文献 (8件)：

• 池田大介. 多チャンネル映像の同時閲覧インタフェースの検討. 映像メディア処理シンポジウム, 2004. 2004, 29-30
• 楠房子. サウンドスポット : 博物館の展示支援向け局所音声再生システム. 電子情報通信学会論文誌 D, 情報・システム. 2008, 91, 2, 229-237
• 駒木亮伯. 顔の移動軌跡に基づくサービス制御機構(UBI3 : ロケーションアウエア). 情報処理学会研究報告. UBI, [ユビキタスコンピューティングシステム]. 2006, 2006, 14, 103-108
• サウンドサイネージ. http://www.yamaha.co.jp/recruit/ysway/soundvision/soundsignage/
• POMPEI, F. Joseph. The use of airborne ultrasonics for generating audible sound beams. J. Audio Eng. Soc. 1999, 47, 9, 726-731

タイトルに関連する用語 (3件)： 指向性スピーカ ,  映像 ,  視聴