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J-GLOBAL ID:201102286828548698   整理番号:11A0167192

主なα-チューブリン K40 アセチルトランスフェラーゼ αTAT1が迅速な繊毛形成と効率的な機械的感覚を促進する

The major α-tubulin K40 acetyltransferase αTAT1 promotes rapid ciliogenesis and efficient mechanosensation
著者 (5件):
資料名:
巻: 107  号: 50  ページ: 21517-21522  発行年: 2010年12月14日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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繊毛軸糸,神経過程,及び移動細胞で見出される長寿命の微小管の内腔のαチューブリンのリジン40がアセチル化されているが,微小管のアセチル化の生理学的重要性は未だよく理解されていない。ここでαチューブリンK40アセチルトランスフェラーゼ高活性を示すαTAT1蛋白質は遊離のチューブリンよりも微小管のチューブリンをより好んでアセチル化する。またこの蛋白質は繊毛の基盤へ細胞内の小胞を運ぶ役割を果たしているBBSomeに関連していた。哺乳動物細胞において,αTAT1はαチューブリンK40アセチル化に必須で充分である。驚くべきことにαTAT1は繊毛のある生物に普遍的に保存され,軸糸微小管のアセチル化と繊毛の組み立ての正常な動態に必要である。Caenorhabditis elegansにおいて,微小管のアセチル化は触覚受容体ニューロン(TRN)で最も良く知られている。またαTAT1のホモローグであるMEC-17とそのパラローグであるαTAT-2がαチューブリンのアセチル化と2つの異なるタイプの触覚に必要であった。さらにMEC-17,αTAT-2と唯一のC.elegansのK40αチューブリンMEC-12を欠損している変異体では,触覚はアセチル化をミミックするMEC-12[K40Q]を発現することにより回復した。哺乳動物や線虫において,αTAT1がおそらく唯一のαチューブリンK40アセチルトランスフェラーゼであり,チューブリンのアセチル化はいくつかの微小管に基づいたプロセスにおいて繊毛ある生物に普遍的に保存された役割を果たしているものと結論した。
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分類 (3件):
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