文献

J-GLOBAL ID：201102287122069343   整理番号：11A0775711

植物における新しい光依存性選択マーカーシステム

A novel light-dependent selection marker system in plants

著者 (11件)： KOH Serry (Korea Res. Inst. Bioscience and Biotechnology, Daejeon, KOR) ,  KIM Hongsup (Seoul National Univ., Seoul, KOR) ,  KIM Jinwoo (Seoul National Univ., Seoul, KOR) ,  GOO Eunhye (Seoul National Univ., Seoul, KOR) ,  KIM Yun-Jung (Seoul National Univ., Seoul, KOR) ,  CHOI Okhee (Seoul National Univ., Seoul, KOR) ,  JWA Nam-Soo (Sejong Univ., Seoul, KOR) ,  MA Jun (Okayama Univ., Okayama, JPN) ,  NAGAMATSU Tomohisa (Okayama Univ., Okayama, JPN) ,  MOON Jae Sun (Korea Res. Inst. Bioscience and Biotechnology, Daejeon, KOR) ,  HWANG Ingyu (Seoul National Univ., Seoul, KOR)
資料名： Plant Biotechnology Journal  (Plant Biotechnology Journal)
巻： 9  号： 3  ページ： 348-358  発行年： 2011年04月 
JST資料番号： W1741A  ISSN： 1467-7644  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： トキソフラビンによるスーパオキシドおよびH₂O₂の光依存性生成により植物細胞が損傷を受けることから,トキソフラビンの解毒がトランスジェニック植物生成の選択マーカーになりうるかどうかを検討した。12種の単子葉植物および双子葉植物に対するトキソフラビンの植物毒性試験において,トキソフラビンへの多様な植物の光依存性で迅速な応答が見られ,トキソフラビンが正の選択マーカーになりうることを示唆した。植物形質転換の選択マーカーとしてトキソフラビンを利用するため,Paenibacillus polymyxaのトキソフラビン分解酵素をコードするtflA遺伝子を同定した。TflAは24.56kDaで,Exiguobacteriumのグリオキサラーゼ/ブレオマイシン耐性蛋白質/ジオキシゲナーゼと類似したが,Mn²⁺およびジチオスレイトール要求性である点で異なっていた。トキソフラビン/tflAは,トランスジェニックArabidopsis種子の高密度スクリーニングでハイグロマイシン/hptより効率的な選択マーカーであることを示唆した。

シソーラス用語： *トランスジェニック植物 ,  依存性 ,  細菌 ,  遺伝子 ,  ジオキシゲナーゼ ,  *バイオマーカー ,  薬剤感受性 ,  Paenibacillus polymyxa ,  光依存性 ,  *選択マーカー ,  トランスジェニックシロイヌナズナ ,  *生物 ,  微生物
準シソーラス用語： tflA遺伝子 ,  トランスジェニックArabidopsis ,  薬物感受性

分類 (2件)： 遺伝子操作  (EC02050B) ,  植物の生化学  (EH01050J)

物質索引 (1件)： トキソフラビン

タイトルに関連する用語 (3件)： 植物 ,  光依存性 ,  選択マーカー