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J-GLOBAL ID：201102287187249675   整理番号：11A1627121

ポリエチレンテレフタレートの連続繊維延伸における擬似スメクチックフィブリル構造のマイクロ秒解析

Microsecond Analysis of Quasi-Smectic Fibrillar Structure in the Continuous Fiber Drawing of Poly(ethylene terephthalate)

著者 (7件)： KIM Kyoung-Hou (Shinshu Univ., Nagano, JPN) ,  MURATA Takahisa (Shinshu Univ., Nagano, JPN) ,  KANG Young-Ah (Dong-A Univ., Busan, KOR) ,  OHKOSHI Yutaka (Shinshu Univ., Nagano, JPN) ,  GOTOH Yasuo (Shinshu Univ., Nagano, JPN) ,  NAGURA Masanobu (Shinshu Univ., Nagano, JPN) ,  URAKAWA Hiroshi (Kyoto Inst. of Technol., Kyoto, JPN)
資料名： Macromolecules  (Macromolecules)
巻： 44  号： 18  ページ： 7378-7384  発行年： 2011年09月27日 
JST資料番号： B0952A  ISSN： 0024-9297  CODEN： MAMOBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリエチレンテレフタレート(PET)繊維の連続レーザ延伸について検討した。連続レーザ延伸プロセスにおける高度配向PET繊維の構造発現を,時間分解能0.2msのリアルタイムシンクロトロンX線散乱によりオンライン測定した。レーザ延伸中ネッキングポイントからの距離の関数としての繊維温度分布図などを提示した。結晶度量,擬似スメクチック構造量,擬似スメックチック構造のd-間隔,擬似スメクチックフィブリル構造の配向などについて試験結果を述べた。検討の結果,本PET繊維の連続レーザ延伸においては,ネッキング後1ms以内で,擬似スメクチックフィブリル構造から繊維構造への構造転移が起こること,また,ネッキングから0.16ms後に,擬似スメクチックフィブリル構造の(001’)及び(003’)反射が観察され,ネッキング後約0.3msで反射強度が最大に達することなどが分かった。

シソーラス用語： *延伸 ,  *ポリエチレンテレフタレート繊維 ,  配向 ,  時間分解能 ,  スメクチック相 ,  フィブリル構造 ,  秒 ,  *構造形成 ,  X線散乱 ,  くびれ ,  温度分布 ,  構造 ,  繊維
準シソーラス用語： ネッキング ,  マイクロ秒 ,  繊維構造

分類 (2件)： 繊維物理  (YM02020S) ,  高分子の結晶構造  (BK10000K)

タイトルに関連する用語 (6件)： ポリエチレンテレフタレート ,  連続繊維 ,  延伸 ,  擬似 ,  マイクロ秒 ,  解析