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J-GLOBAL ID：201102287436537392   整理番号：11A0772913

リグニンの機能性物質への変換-難燃材料の創製-

著者 (3件)： 宮川明子 (名大 院) ,  松下泰幸 (名大 院) ,  福島和彦 (名大 院)
資料名： 日本木材学会大会研究発表要旨集(完全版)(CD-ROM)  (日本木材学会大会研究発表要旨集(CD-ROM))
巻： 61st  ページ： ROMBUNNO.Z18-01-1530  発行年： 2011年 
JST資料番号： L1221B  ISSN： 1349-0532  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： リグニンもしくはその誘導体をリン酸エステル化し,新規のリグニン由来難燃剤の可能性探索を行った。実験にはクラフトリグニンやフェノール化硫酸リグニン(P-SAL),ヒドロキシメチル化クラフトリグニンなどを用いた。塩基性条件でこれらのリグニンと塩化ホスホリルを反応させたところ,褐色の固体が析出した。得られた生成物のリン含有率を測定したところ,いずれも7%以上のリンの含有が認められた。また,生成物は示差熱熱重量同時測定(TG-DTA)において比較的高い残渣率を示し,この生成物の難燃剤としての効果が期待される。(著者抄録)

シソーラス用語： *リグニン ,  化合物 ,  エステル化 ,  *難燃剤 ,  単離リグニン ,  塩化ホスホリル ,  *示差熱分析 ,  *熱重量分析 ,  バイオマス ,  クラフトリグニン ,  硫酸リグニン ,  誘導体化合物 ,  *TG-DTA
準シソーラス用語： 誘導体 ,  リグニン誘導体 ,  リン酸エステル化 ,  フェノール化硫酸リグニン ,  ヒドロキシメチル化クラフトリグニン ,  ヒドロキシメチル化硫酸リグニン ,  DTA【分析】 ,  *熱重量-示差熱分析

分類 (3件)： 木材化学  (FF05040V) ,  有機物質の化学分析一般  (CC07031D) ,  動植物,微生物のその他の産生物質  (CF10090R)

タイトルに関連する用語 (4件)： リグニン ,  機能性物質 ,  難燃材料 ,  創製