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J-GLOBAL ID:201102287500480421   整理番号:11A0179915

共役高分子中の電子遷移の不均一広がりを何が決定するか?

What Determines Inhomogeneous Broadening of Electronic Transitions in Conjugated Polymers?
著者 (3件):
資料名:
巻: 114  号: 51  ページ: 17037-17048  発行年: 2010年12月30日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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エネルギー学的無秩序化はπ共役有機材料中光学遷移の不均一広がりに示され,非晶質半導体における電荷移動と電子移動の動力学を制御する重要パラメータである。π共役高分子の光学分光法は分子振動と対となる励起子一重項と三重項間遷移によって支配され,どの過程が一重項と三重項間の不均一広がりをもたらすかを理解するため,広範囲の温度にわたり連続波吸収スペクトルと光ルミネセンスのスペクトル解析をした。π共役高分子は溶液中フェニレンビニレン系列オリゴマ(OPV)とMEH-PPV,MEH-PPVとポリp-フェニレン系列(PPP)のバルク薄膜である。温度依存S1→S0 0-O及びT1→S0 0-O遷移エネルギーと両者の関連する分散を決定するため,Franck-Condonデコンボルーション技法を使用した。平面化合物について遷移エネルギーをオリゴマ鎖長に関係付け,それらを温度の関数として無極性化合物に対する有効共役長を参照するため用いた。この情報を用い,鎖元素の熱誘起ねじれ置換による不均一線広がりへの鎖内寄与と鎖と鎖の環境間の誘電相互作用に大部分割付ける他の寄与間を見分けることができた。溶液中温度誘起ねじれ置換がOPPVのアルキル誘導体に対する線広がりを支配し,一方,アルコキシ誘導体ではvan der Waals寄与が支配的であることを見いだした。薄膜中σは無秩序化が凍結されるので実質温度に依存しない。また,一重項と三重項状態における不均一線広がり比に関する基準を確立した。結果をBarfordとTremathによる最近の理論と比較した。
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高分子固体の物理的性質 
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