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J-GLOBAL ID：201102287624484956   整理番号：11A0920178

腫瘍内微小環境における間充織幹細胞の生物学的特徴

Biological characteristics of mesenchymal stem cells in tumor microenvironment

著者 (7件)： ZHANG Ya-lan (Pediatric Res. Inst.,Children’s Hospital,Chongqing Medical Univ., Chongqing) ,  ZHU Jing (Pediatric Res. Inst.,Children’s Hospital,Chongqing Medical Univ., Chongqing) ,  TIAN Jie ,  ZHOU Na (Pediatric Res. Inst.,Children’s Hospital,Chongqing Medical Univ., Chongqing) ,  DENG Bing (Pediatric Res. Inst.,Children’s Hospital,Chongqing Medical Univ., Chongqing) ,  ZHANG Xiao-ping (Pediatric Res. Inst.,Children’s Hospital,Chongqing Medical Univ., Chongqing) ,  LIU Guan-xin (Pediatric Res. Inst.,Children’s Hospital,Chongqing Medical Univ., Chongqing)
資料名： Jiefangjun Yixue Zazhi  (Jiefangjun Yixue Zazhi)
巻： 35  号： 1  ページ： 67-70  発行年： 2010年 
JST資料番号： C2022A  ISSN： 0577-7402  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】腫瘍内微小環境に曝露した場合,ラット骨髄由来間充織幹細胞が腫瘍の特徴を獲得し,悪性転換する可能性について試験する。【方法】6-プレートおよびトランスウェルチャンバーを用いて,ラット骨髄由来間充織細胞とC6グリオーマ細胞との共培養系を作製した。間充織幹細胞を2群に割り付けた(試験群および対照群)。試験群の間充織幹細胞をC6グリオーマ細胞と共培養し,対照群では単独で培養した。位相差顕微鏡検査によって細胞の形態的変化を観察した。フローサイトメトリによって間充織幹細胞の細胞周期を決定した。リアルタイム定量PCRによってP53遺伝子およびmdm2mRNAを検査した。免疫蛍光検査法によって突然変異P53遺伝子蛋白質およびmdm2蛋白質発現を検出した。【結果】共培養7日後,試験群の細胞は,グリオーマ様の形態を呈した。試験群および対照群のG1期細胞の比はそれぞれ,82.22%±2.74%および90.48%±6.62%であり,S期の比はそれぞれ7.35%±1.93%および4.66%±4.16%であった。2群間に有意差は認められなかった(P>0.05)。対照群と比較して試験群のP53遺伝子mRNAレベルは低下した(P<0.05)。試験群の細胞の一部(24.8%)は変異体P53遺伝子蛋白質を発現したが,対照群には変異体P53遺伝子蛋白質はみられなかった(P<0.05)。対照群と比較して,試験群のmdm2mRNAおよび蛋白質発現は有意に増加した(P<0.05)。【結論】腫瘍内微小環境は,間充織幹細胞を骨髄誘導されるラットに動機づけすることができる予備実験的基礎を間充織幹細胞の堅実な臨床応用に提供する腫瘍特徴を採取する。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *腫瘍 ,  間葉系幹細胞 ,  生物学 ,  環境 ,  ラット ,  位相差顕微鏡 ,  フローサイトメトリー ,  PCR法 ,  蛍光抗体法 ,  突然変異
準シソーラス用語： 間充織幹細胞 ,  微小環境 ,  PCR ,  免疫蛍光検査法

分類 (1件)： 基礎腫よう学一般  (GE02010R)

タイトルに関連する用語 (3件)： 腫瘍内微小環境 ,  間充織幹細胞 ,  生物学的特徴