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J-GLOBAL ID：201102287642220036   整理番号：11A1597280

建物の環境振動を取り巻く最近の話題 3.振動評価 3.3 長周期水平振動時における窓外景観による振動知覚

著者 (1件)： 後藤剛史 (法政大 デザイン工)
資料名： 音響技術  (Architectural Acoustics and Noise Control)
巻： 40  号： 3  ページ： 26-31  発行年： 2011年09月30日 
JST資料番号： G0442B  ISSN： 0286-8695  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 振動知覚に関する実験研究の概要を紹介した。高層建築物屋上(地上120m)に,並進振動,ねじれ振動,両者の合成振動の3つを再生する実験装置を設置し,その上に木製覆を積み上げて,被験者による体感知覚実験及び視覚知覚実験を行った。その結果,振動評価の対象として視覚知覚を無視できることを明らかにした。一方,窓の汚れや雨滴など近接視対象が存在する場合には視覚知覚が振動知覚の上で大きく影響する知見を得た。

シソーラス用語： *建築物 ,  交通振動 ,  常時微動 ,  *長周期地震波 ,  *都市景観 ,  経時変化 ,  *視知覚 ,  高層建築 ,  並進 ,  ねじり振動 ,  環境試験 ,  主観評価 ,  アンケート ,  加速度 ,  周期 ,  横揺れ

分類 (1件)： 建築環境一般  (RB02010T)

引用文献 (4件)：

• 後藤剛史. 超高層建築物を前提とした動的窓外景観を伴う場合の振動知覚に関する実験的研究. 日本建築学会学術講演梗概集, 環境工学I, 2006年9月. 2006, 219-222
• Recommendations for the calculation of wind effects on buildings and constructions, Technical Committee T12. European Convention for Constructional Steelwork, 1987. 1987
• 後藤剛史. 強風時における高層建築物の実測データに基づくねじれ振動と並進振動の応答について. 日本建築学会学術講演梗概集, 環境工学I, 2003年9月. 2003, 283-284
• National building code of Canada. Structural Design. 1990, Part4, Supplement4

タイトルに関連する用語 (9件)： 建物 ,  環境振動 ,  話題 ,  評価 ,  長周期 ,  水平振動 ,  窓 ,  景観 ,  知覚