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J-GLOBAL ID：201102287676547972   整理番号：11A0996360

渦巻型噴霧器による燃料スプレーの液滴サイズ分布および蒸発特性

Droplet size distribution and evaporation characteristics of fuel spray by a swirl type atomizer

著者 (3件)： LI Tie (Div. of Energy and Environmental Systems, Hokkaido Univ., JPN) ,  NISHIDA Keiya (Dep. of Mechanical System Engineering, Univ. of Hiroshima, JPN) ,  HIROYASU Hiroyuki (Hiro Technol. Brains, Inc., JPN)
資料名： Fuel  (Fuel)
巻： 90  号： 7  ページ： 2367-2376  発行年： 2011年07月 
JST資料番号： C0023A  ISSN： 0016-2361  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： スプレー噴霧および蒸発は,直接注入(DI)ガソリンエンジンの混合物生成と燃焼プロセスにおいて極めて重要な役割を果たす。本研究では,液滴サイズ分布のためのレーザ回折ベースの方法,液滴およびスプレー誘起周囲空気フローの速度分布のためのレーザ誘起蛍光-粒子画像速度測定,およびスプレー中の液体および蒸気相の濃度分布のための2波長レーザ吸収-散乱技術を含む複数のレーザ診断技術を用いて,一定体積の容器へ注入した渦巻型スプレーの基本特性を調べた。その結果,0.1および0.4MPaの両方の周辺圧力下で,スプレーの外側ゾーンの液滴は内側ゾーンよりも大きな直径をもっていることを示した。これはスプレー誘起周辺空気のフローの効果に部分的に起因できるが,大気圧を0.1から0.4MPaに増加した場合に,周辺空気フローの強度は小さくなり,液滴サイズ分布へのスプレー動特性の大きな影響を示している。蒸発しているスプレーには,周辺ゾーンよりスプレー軸近傍により高い蒸気集中がある。注入の開始から4.0ms後に,500Kの周辺大気温度および1.0MPaの圧力下でスプレー液滴はほとんど完全に蒸発するが,スプレー中には0.5より下の平衡比の燃料がかなりの量ある。周辺大気圧の低下は空気巻き込みと液滴蒸発を促進するが,周辺大気圧の低下はスプレー軸に沿って1.3より上の平衡比のより多くの燃料蒸気をもたらす。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 螺旋状 ,  *噴霧機 ,  *液滴径分布 ,  *蒸発 ,  蛍光 ,  濃度分布 ,  飛沫 ,  燃料 ,  ガソリン機関
準シソーラス用語： 渦巻形 ,  レーザ誘起蛍光 ,  スプレー ,  ガソリンエンジン

分類 (2件)： 火花点火機関  (PB02020C) ,  物理化学一般その他  (CB01030T)

タイトルに関連する用語 (6件)： 渦巻型 ,  噴霧器 ,  燃料 ,  スプレー ,  液滴サイズ分布 ,  蒸発