抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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日伊2国間協定に基く砂防技術協力の再強化手法に関する調査で,共同研究課題発掘のため概査した標題フラッシュフラッド災害について報告した。2010年9月に約4時間の間に123.6mmの高強度降雨がありDragone川で土砂混じりのフラッシュフラッドが発生し石畳の道路に溢れ,多くの車両を押し流した。Bovolin教授の試算では流量は数10~70m
3,平均流速5mと言われている。航空写真で判読すると上流域の山腹斜面に幅長さが10~数10m,崩壊深数10~50cmの小規模表層崩壊が10箇所ほど散財している。当地では先行降雨が極めて少なかったため斜面表層部のみが短時間に飽和して新党するよりも早く表面流が発生して谷筋を侵食した結果フラッシュフラッドが発生したのではないかと議論した。