抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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エンジンオイルには広汎な製品群が販売されており,また高度に複雑なエンジンが増えていることから,重負荷ディーゼルエンジン自動車の事業者は,自分の自動車にはどのオイルが適しているかがわかりにくい。Shellルブリカンツ社の担当は適切なオイルを用いればコストと排出を削減できると語る。オイルメーカとOEMとの協働により低SAPS(硫黄灰分,リン,硫黄成分)オイルが開発された。これは高等な排気ガス触媒の毒にならず,またEuro4,Euro5要求に対応する排ガスフィルタの性能を向上させることを図ったもの。欧州のTripleA(欧州自動車製造協会)は,エンジンオイルの適切な仕様設定に協力している。ディーゼルオイルの劣化,汚染の検査のためのDelphi社ポータブルオイル分析キットも有効なツールである。