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J-GLOBAL ID：201102287888551783   整理番号：11A0131081

小角X線散乱による半結晶/半結晶高分子のブレンドにおけるナノスケール組織の理論研究

Theoretical Investigation of Nano-Scale Organization in Blends of Semicrystalline/Semicrystalline Polymers by Small Angle X-ray Scattering

著者 (3件)： AURIEMMA Finizia (Universita di Napoli “Federico II”, Napoli, ITA) ,  DE BALLESTEROS Odda Ruiz (Universita di Napoli “Federico II”, Napoli, ITA) ,  DE ROSA Claudio (Universita di Napoli “Federico II”, Napoli, ITA)
資料名： Macromolecules  (Macromolecules)
巻： 43  号： 23  ページ： 9787-9801  発行年： 2010年12月14日 
JST資料番号： B0952A  ISSN： 0024-9297  CODEN： MAMOBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ラメラ結晶積層の小角X線散乱(SAXS)データからの理論モデルを構築し,イソタクチックポリプロピレン(iPP)ブレンドに対する適用を試みた。交互結晶層及び非晶層に近似されるラメラの積層という古典的仮定をベースにした数学モデルを構築した。立体規則性が異なり,分子量が略同じで,融点が夫々162°C及び74°Cの2種類のiPPをジルコノセン/MAO触媒により重合し,それらのブレンド物のSAXデータを採取した。得られたSAX強度分布は拡散散乱に支配され,相関ピークがなく解明に困難であった。しかし,構築した理論モデルを適用することにより,特徴のないSAXS強度分布が,同一積層内でランダムに混合した2成分のラメラを有する,無秩序ラメラ積層の生成に相当することを明らかにした。2種類のiPPが,ランダム構成を有する混合ラメラ積層を形成する傾向は,2成分がメルトにおいて相溶している明らかな証拠を提供するものである。

シソーラス用語： *小角X線散乱 ,  *イソタクチックポリプロピレン ,  立体規則性 ,  ジルコノセン ,  メタロセン触媒 ,  構成 ,  相溶性 ,  半結晶性高分子 ,  *ポリマブレンド ,  規模 ,  層状組織 ,  ラメラ ,  *モデル ,  *結晶化 ,  分子量 ,  融点 ,  メルト
準シソーラス用語： ジルコノセン触媒 ,  ナノスケール ,  *理論モデル

分類 (1件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

タイトルに関連する用語 (8件)： 小角X線散乱 ,  半結晶 ,  半結晶高分子 ,  ブレンド ,  ナノスケール ,  組織 ,  理論 ,  研究