文献

J-GLOBAL ID：201102288206152013   整理番号：11A0405558

直交流中の粘弾性なエアブラスト噴霧.第一部: 浸透および分散

VISCOELASTIC AIR-BLAST SPRAYS IN A CROSS-FLOW. PART 1: PENETRATION AND DISPERSION

著者 (4件)： LI Larry K. B. (Univ. British Columbia, British Columbia, CAN) ,  GREEN Sheldon I. (Univ. British Columbia, British Columbia, CAN) ,  DAVY Martin H. (Univ. British Columbia, British Columbia, CAN) ,  EADIE Donald T. (Univ. British Columbia, British Columbia, CAN)
資料名： Atomization and Sprays  (Atomization and Sprays)
巻： 20  号： 8  ページ： 697-720  発行年： 2010年 
JST資料番号： W0176A  ISSN： 1044-5110  CODEN： ATSPE2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 塗料および塗膜などの粘弾性流体は典型のNewton流体よりも微粒化することが困難であることは広く知られている。しかしながら,そのような差がフィールド条件における噴霧塗工にどのように影響するかについては知られていない。この問題を明らかにするために,我々は,水噴霧および工業用塗膜の2種類のエアブラスト噴霧に対する直交流の効果を調べた。粒子画像流速測定計および生のMie散乱法を用いて,広い範囲の直交流対噴霧の運動量フラックス比:134≦q_ab≦1382で,両噴霧の浸透および分散を測定した。両噴霧に関して,直交流の相対的な運動量の上昇は浸透の低下を招いたが,分散を強化した。風下方向の境界は,普遍的に風上方向の境界を拡大し,バイアスを生じ,数個のもっともらしい機構を提案した。二種類の噴霧の差について,塗膜の液滴は,液滴径が大きいために,運動量対抗力比が低く,水液滴よりも外方向へ浸透した。この知見に対して,平均液滴径の差による噴霧の浸透を推算する新規な回帰モデルを提案した。塗膜の噴霧は,特に,低q_abで,水噴霧より遅れて,より突然に拡大した。この挙動を説明するために,遅れた分裂に基づく塗膜の紐の分裂機構を提案した。

シソーラス用語： *直交流 ,  浸透 ,  分散【dispersion】 ,  *粘弾性流体 ,  Mie散乱 ,  運動量 ,  塗膜 ,  Newton流体 ,  粒子画像流速測定 ,  塗料
準シソーラス用語： *エアブラスト噴霧 ,  噴霧塗工

分類 (2件)： 膜流,液滴,気泡,キャビテーション  (BC02070U) ,  噴流  (BC02080F)

タイトルに関連する用語 (5件)： 直交流 ,  粘弾性 ,  エアブラスト ,  噴霧 ,  浸透