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J-GLOBAL ID：201102288282953629   整理番号：11A0123717

毛嚢における幹細胞,ニッチ,子孫細胞間の動態

Dynamics between Stem Cells, Niche, and Progeny in the Hair Follicle

著者 (3件)： HSU Ya-chieh (Howard Hughes Medical Inst., Lab. of Mammalian Cell Biology & Dev., The Rockefeller Univ., New York, NY 10065, USA) ,  PASOLLI H. Amalia (Howard Hughes Medical Inst., Lab. of Mammalian Cell Biology & Dev., The Rockefeller Univ., New York, NY 10065, USA) ,  FUCHS Elaine (Howard Hughes Medical Inst., Lab. of Mammalian Cell Biology & Dev., The Rockefeller Univ., New York, NY 10065, USA)
資料名： Cell (Cambridge, Mass.)  (Cell (Cambridge, Mass.))
巻： 144  号： 1  ページ： 92-105  発行年： 2011年01月07日 
JST資料番号： A0707B  ISSN： 0092-8674  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ここでは,毛嚢を利用し,幹細胞(SC)が分化系列に沿って不可逆性を示す時期について定義する。著者らはヒストンおよびヌクレオチド二重パルスチェイスおよび系列追跡を使用して,遷移増幅細胞になる途中の初期SC子孫細胞が幹細胞性および緩徐な周期特性を保持し,発毛が停止した時点で膨張部ニッチに戻ることを示す。これらは次の毛周期のための初代SCになるが,最初の膨張部SCは損傷のための予備となる。さらに途中の増幅する子孫細胞は幹細胞性を不可逆的に失うが,遷移増幅子孫細胞とは異なり,これらは多くのSCマーカーを保持して生存する。顕著なことに,これらの子孫細胞もまた膨張部に戻る。精製および遺伝子発現解析と差別的アブレーションおよび機能実験を組み合わせて,これらの非SCニッチ常在細胞の重要な機能を定義し,SC系列において不可逆性を示す細胞がニッチ微小環境に不可欠な寄与因子となりうるという興味深い概念を明らかにする。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *毛包 ,  *幹細胞 ,  *細胞分化 ,  周期 ,  環境 ,  毛 ,  トランスジェニックマウス ,  アポトーシス ,  ホメオスタシス ,  創傷治癒 ,  ジフテリア毒素
準シソーラス用語： *毛包幹細胞 ,  毛周期 ,  幹細胞ニッチ ,  外毛根鞘 ,  バルジ

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  外皮一般  (EJ11010C)

タイトルに関連する用語 (3件)： 毛嚢 ,  幹細胞 ,  ニッチ