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J-GLOBAL ID:201102288366452838   整理番号:11A0153698

層構造複水酸化物の生成による多元金属電気めっき廃水の効果的な自浄作用

Effective Self-Purification of Polynary Metal Electroplating Wastewaters through Formation of Layered Double Hydroxides
著者 (8件):
資料名:
巻: 44  号: 23  ページ: 8884-8890  発行年: 2010年12月01日 
JST資料番号: B0839A  ISSN: 0013-936X  CODEN: ESTHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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炭酸化プロセスによる多元金属イオン含有電気めっき廃水からの重金属イオン(Ni2+,Zn2+,Cr3+)の除去を調べた。ほとんどのケースで金属イオンの除去率が99%と効果的で,金属イオンを含む層構造複水酸化物(LDH)の沈殿が同時に生成して廃水の自浄作用に関与することを示した。生成した多元金属LDHの成分は廃水でのNi2+:Zn2+:Cr3+のモル比へ依存し,Ni2+/Zn2+モル比≧1では三価金属のモル分率0.2~0.4,pH6.0~8.0でLDHが生成し,それ以外の条件ではZnO,水亜鉛土あるいは非晶質沈殿が観察された。処理水でのNi2+,Zn2+とCr3+の残留濃度は20~80°C,pH6.0~8.0で2~3mg/Lと低く,LDH基質への重金属イオンの取込が効果的で,生成したLDHがアゾ染料GR等の吸着にも有効であることを示した。
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分類 (2件):
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下水,廃水の化学的処理  ,  重金属とその化合物一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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