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J-GLOBAL ID：201102288654842926   整理番号：11A0945107

先験情報を活用したICAによる系統連系太陽光発電の出力推定手法

An Estimation Method for Distribution System Load with Photovoltaic Power Generation based on ICA

著者 (3件)： 山田貴義 (大阪府立大学 大学院工学研究科) ,  石亀篤司 (大阪府立大学 大学院工学研究科) ,  元治崇 (関西電力(株)電力技術研究所)
資料名： 電気学会論文誌 B  (IEEJ Transactions on Power and Energy)
巻： 131  号： 5  ページ： 421-428 (J-STAGE)  発行年： 2011年 
JST資料番号： S0809A  ISSN： 0385-4213  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 独立成分分析(ICA)を用いた信号処理手法により,配電系統での限られた測定データから配電系統に連系された太陽光発電(PV)の出力を推定する新手法を提案し,その有効性を検証した。まず,ICAについて説明し,配電系統の負荷推定にICAを適用する場合の課題を示し,ICAによる定式化を示し,その原理を検証した。モデル系統における工場地域配電系統の負荷曲線とPV出力曲線の実測データを用いて数値シミュレーションを行い,この手法の有効性を評価した。その結果,この推定対象では,日射波形をもう一つの先験情報として用いた手法のほうが広範囲のパラメータ変化に対して良好に分離できることが分かった。

シソーラス用語： *太陽光発電 ,  系統連系 ,  *配電系統 ,  独立成分分析 ,  負荷予測 ,  *系統運用 ,  測定データ ,  数値シミュレーション
準シソーラス用語： *負荷推定

分類 (1件)： 太陽光発電  (NB03090G)

引用文献 (23件)：

• (1) H. Kobayashi: “Development Trend and Subjects of New Distribution Network Technology”, IEEJ Trans. PE, Vol. 124, No. 4, pp. 517-520 (2004-4) (in Japanese)
• 小林広武:「新しい配電ネットワーク技術の開発動向と課題」, 電学論B, Vol. 124, No. 4, pp. 517-520 (2004-4)
• (2) T. Ishikawa: “Outline of Grid-interconnection Technologies of Distributed Generation Systems”, IEEJ Trans. PE, Vol. 126, No. 10, pp. 964-968 (2006-10) (in Japanese)
• 石川忠夫:「分散形電源の電力系統連系技術の最新動向」, 電学論B, Vol. 126, No. 10, pp. 964-968 (2006-10)
• (3) Y. Hayashi: “Trend and Future View of Voltage Control for Distribution Systems with Distributed Generators”, IEEJ Trans. PE, Vol. 129, No. 4, pp. 491-494 (2009-4) (in Japanese)

タイトルに関連する用語 (6件)： 活用 ,  ICA ,  系統連系 ,  太陽光発電 ,  推定 ,  手法