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J-GLOBAL ID:201102288773113207   整理番号:11A0565066

東ポリネシアの近年の急速な初期人類の定住を示す高精度放射性炭素年代測定

High-precision radiocarbon dating shows recent and rapid initial human colonization of East Polynesia
著者 (4件):
資料名:
巻: 108  号:ページ: 1815-1820  発行年: 2011年02月01日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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放射性炭素年代値の詳細な解析により,コロニー形成の発展時期を検討した。1434年代値を前処理法も加味して,小枝・葉・種子のような短命植物と鳥の卵殻が試料のうち207年代値をクラス1,短命か長命か識別できない木炭を主とし長命植物・陸生鳥の骨・海生貝を含む試料のうちの537年代値をクラス3,残りの690年代値をクラス2とし,各クラスの信頼度を検討した。68%確率で各クラスの編年範囲を見ると,クラス1が最も狭く,クラス2,クラス3と順次広くなる。例えば,短命植物による編年が最も進んでいるニュージーランドでは,クラス1は約500年間だが,クラス3では約2000年間になる。クラス1のみで復元すると,定住の最初はソシエテ諸島で,従来の推定より4世紀も遅い西暦約1025~1120年にあった。その70~265年後の約1190~1290年に,残りの島への分散が大きなパルスで続いた。短期間に中心部が確立し,13世紀に急速に周囲の島に分散したことを示す。結果は東ポリネシアの文化・人間生物学・言語の均一性に対して強力な説明を提供する。
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分類 (3件):
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年代測定  ,  その他の同位体地球化学  ,  人類学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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