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J-GLOBAL ID：201102288868168882   整理番号：11A0404485

ポリジエン溶液の長時間照射の実験研究 可逆性と不安定性

Experimental investigation of long time irradiation in polydiene solutions: reversibility and instabilities

著者 (11件)： ANYFANTAKIS M (Max-Planck-Inst. Polymer Res., Mainz, DEU) ,  ANYFANTAKIS M (Univ. Crete, Heraklion, GRC) ,  ANYFANTAKIS M (Foundation for Res. and Technol. Hellas, Heraklion, GRC) ,  FYTAS G (Max-Planck-Inst. Polymer Res., Mainz, DEU) ,  FYTAS G (Univ. Crete, Heraklion, GRC) ,  FYTAS G (Foundation for Res. and Technol. Hellas, Heraklion, GRC) ,  MANTZARIDIS C (Univ. Crete, Heraklion, GRC) ,  MANTZARIDIS C (National Hellenic Res. Foundation, Athens, GRC) ,  PISPAS S (National Hellenic Res. Foundation, Athens, GRC) ,  BUTT H-J (Max-Planck-Inst. Polymer Res., Mainz, DEU) ,  LOPPINET B (Foundation for Res. and Technol. Hellas, Heraklion, GRC)
資料名： Journal of Optics  (Journal of Optics)
巻： 12  号： 12  ページ： 124013,1-7  発行年： 2010年12月 
JST資料番号： D0538C  ISSN： 2040-8978  CODEN： JOOPCA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 長時間のレーザ照射をしたポリジエン溶液に見られる多様なパターン形成をともなう屈折率非線形光学現象を報告した。試料に赤色レーザ光を集光して透過ビームと横方向の散乱光を観測した。照射開始の数秒後に,自己集束に基づく長距離ソリトン様の繊維構造が発生し,光パワーを上げると多重繊維構造も観測された。照射時間Tが繊維形成速度のほぼ逆数(τ,数十~数百秒)よりもはるかに長くなると,繊維は不安定になり,複雑な多重繊維様パターンへと発展した。光遮断後の可逆性はTに依存し,T≒τでは元の状態に復帰したが,T>10τでは発生したパターンが著しく長期に維持される(1カ月も)ことも分かった。これは高い高分子濃度構造の不溶解性を示している。中間の場合は繊維構造がネックレス状に分裂する半可逆性パターンも観察された。光学場と溶液局所濃度の結合は十分に明らかではないが,これらの現象はこの材料が軟質材料の非線形光学の豊富な舞台になることを示している。

シソーラス用語： *ポリブタジエン ,  *ポリイソプレン ,  *レーザ照射 ,  *自己集束 ,  溶液 ,  パターン形成 ,  フィラメント ,  可逆変化 ,  屈折率 ,  光散乱 ,  横方向 ,  ソリトン ,  時間依存性 ,  軟質材料 ,  高分子非線形光学材料 ,  変調不安定性

分類 (2件)： 非線形光学  (BD05000T) ,  高分子溶液の物理的性質  (CG02013S)

タイトルに関連する用語 (7件)： ジエン ,  溶液 ,  長時間 ,  実験 ,  研究 ,  可逆性 ,  不安定性