抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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標題のWPRCの環境配慮型建材としての評価を定量的に行なうために,現在の一般的な流通経路をもとにシナリオを設定しLCCO2値を算出した。また,WPRCにバージン材料を使用した場合と比較した。更に,WPRCを一般的なデッキ材として使用した場合のLCCO2値の評価を行なった。はじめに,WPRCのLCCO2の算出につき,システム境界及び想定するシナリオ,原料調達から廃棄物の処理・処分に至るプロセスの計算条件を示した。次に,WPRCにバージン材料を使用した場合と比較するために,上記と同様にバージン材使用時のWPRCのLCCO2値の算出し,比較検証した。加えて,デッキ材として使用する場合のLCCO2値を評価するためにアルミニウム製のデッキ材のLCCO2値を算出して比較した。これらの結果として,WPRCのLCCO2値は2.48kg-CO2/kgであったこと,バージン材使用の場合と比較すると約41.1%に低下すること,デッキ材として使用するとWPRCのLCCO2値が最も小さかったことなどの知見を得た。