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J-GLOBAL ID:201102288972836269   整理番号:11A1049908

イカロドプシンとウシロドプシンにおけるシグナル伝達経路の構造的要素

Structural Elements of the Signal Propagation Pathway in Squid Rhodopsin and Bovine Rhodopsin
著者 (3件):
資料名:
巻: 115  号: 19  ページ: 6172-6179  発行年: 2011年05月19日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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イカとウシロドプシンは,G蛋白質共役受容体(GPCR)であり,それぞれGq型とGt型G蛋白質を活性化する。ここで,イカとウシロドプシンの分子動力学(MD)シミュレーションに加えて詳細なクラスAのGPCR配列解析を行った。計算結果は,レチナール形状がウシとイカロドプシンで類似するが,ヘリックス間水素結合網が異なることを示す。拡大水素結合網は,イカロドプシンでAsp80のプロトン化にかかわらず細胞質部位のTyr315まで~13Åに及び,一方ウシロドプシンではTyr306で中断する。これらの拡大水素結合網の違いは,G蛋白質を結合する膜貫通ヘリックス(TM)6を含めて,レチナール結合部位から細胞質部位へのシグナル伝達に重要な機能的役割を果たす可能性がある。MD計算は,イカロドプシンでTM6の伸ばされた構造がヘリックス(H)9との塩橋によって安定化されることを示す。ヘリックス間水素結合とともに,TM6とH9の間の塩橋がイカロドプシンの蛋白質構造を安定化し,ウシロドプシン活性化で観測される大きな構造変化の生起を防げる可能性がある。
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