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J-GLOBAL ID：201102289277762730   整理番号：10A1370613

どのようにして植物は中心体なしに微小管を組織化するのか?

How do Plants Organize Microtubules Without a Centrosome?

著者 (5件)： Takashi Murata (National Inst. for Basic Biology, JPN) ,  Takako Tanahashi (National Inst. for Basic Biology, JPN) ,  Tomoaki Nishiyama (Advanced Sci. Res. Center, Kanazawa Univ., JPN) ,  Kazuo Yamaguchi (Advanced Sci. Res. Center, Kanazawa Univ., JPN) ,  Mitsuyasu Hasebe (National Inst. for Basic Biology, Okazaki 444-8585, Japan;Department of Basic Biology, The Graduate Univ. for ...)
資料名： Journal of Integrative Plant Biology  (Journal of Integrative Plant Biology)
巻： 49  号： 8  ページ： 1154-1163  発行年： 2007年 
JST資料番号： C2552A  ISSN： 1672-9072  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オーストラリア (AUS)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 微小管は,γチューブリン,SPC97/SPC98ファミリーからの蛋白質およびWD40モチーフ蛋白質GCP-WDから成るγチューブリン複合体から核を形成している。これらの蛋白質を符号化する遺伝子の系統発生関係を解析し,この複合体の成分は陸生植物および他の眞核生物のなかで広く保存されていることを見出した。対照的に,陸生植物における細胞分裂間期および有糸分裂配列は,他の眞核生物におけるものと異なっていた。細胞分裂間期皮質配列において,大多数の微小管は顕著な中心体のような顕著な微小管構成中心(MTOC)なしで現存する微小管において核を形成していた。また,有糸分裂においても,紡錘体は顕著なMTOCなしで形成された。紡錘体の両極は広く,微小管分岐中心と呼ばれる微小管の枝分れ構造が極において形成されていた。本レビューでは,細胞分裂間期配列の事例におけるように,微小管依存性の微小管核形成を通じて微小管分岐が形成されていると仮定した。微小管構築における多様性の分子的基盤から生じる進化的知見について論議した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *植物 ,  *中心体 ,  *微小管 ,  チューブリン ,  タンパク質 ,  細胞核 ,  符号化 ,  遺伝子 ,  系統発生 ,  真核生物 ,  細胞分裂 ,  有糸分裂 ,  皮質 ,  紡錘体 ,  生物進化
準シソーラス用語： γチューブリン ,  細胞分裂間期 ,  進化【生物】 ,  陸生植物

分類 (6件)： 植物の生化学  (EH01050J) ,  細胞構成体一般  (EF03010Z) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  遺伝子の構造と化学  (EC02020U) ,  進化論一般  (EC03010Q) ,  細胞分裂・増殖  (EF02020D)

タイトルに関連する用語 (4件)： 植物 ,  中心体 ,  微小管 ,  組織化