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J-GLOBAL ID：201102289697791825   整理番号：11A0944740

測定試料面積に着目しての介在物特性化における自動化SEM/EDS分析の代表性

On the Representativeness of Automated SEM/EDS Analyses for Inclusion Characterisation with Special Regard to the Measured Sample Area

著者 (3件)： MICHELIC Susanne K. (Montanuniversitaet Leoben) ,  WIESER Gerhard (Montanuniversitaet Leoben) ,  BERNHARD Christian (Montanuniversitaet Leoben)
資料名： ISIJ International (Iron and Steel Institute of Japan)  (ISIJ International (Iron and Steel Institute of Japan))
巻： 51  号： 5  ページ： 769-775 (J-STAGE)  発行年： 2011年 
JST資料番号： F0100A  ISSN： 0915-1559  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 鋼清浄度は特別な用途での重要な品質判定基準として広く使用されている。非金属介在物の信頼できる特性化には,現行の分析手法の一貫した最適化が欠かせない。本研究は自動化SEM/EDS分析について,得られた非金属介在物の粒子径と粒度分布への分析試料面積の影響に焦点を合わせ検討した。異なった大きさの面積についての実験的分析以外に,介在物量を関数としての面積率による誤差を推定するためにモデルを定式化した。想定した条件に関して,実現可能な時間で十分で有意義な面積サイズを結合させた面積領域を定義した。また,測定値から得られる最大と平均粒子径についての結果の意義をモデルで評価した。更に,実験的分析限界に由来するデータのトランケーションとその結果について論議した。結果は,介在物特性化について本分析手法の能力を明示し,特に最大粒子径に関しての限界を示した。本研究は,自動化SEM/EDS分析の代表性についてのより良い理解に資するとともに,実用的分析について重要な情報が得られた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *非金属介在物 ,  走査電子顕微鏡 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  *清浄度 ,  粒径 ,  粒度分布 ,  面積 ,  解析モデル
準シソーラス用語： EDS【分光分析】 ,  SEM ,  粒子径

分類 (1件)： その他の金属組織学  (WB01040Y)

引用文献 (32件)：

• 1) L. Zhang and B. G. Thomas: ISIJ Int., 43 (2003), 271.
• 2) L. Zhang and B. G. Thomas: Metall. Mater. Trans. B, 37B (2006), 733.
• 3) M. D. Jaraković, L. B. Nedeljković and M. B. Durdević: Prakt. Metall., 33 (1996), 281.
• 4) H. V. Atkinson and G. Shi: Prog. in Mater. Sci., 48 (2003), 457.
• 5) R. Meilland and L. Dosdat: Rev. Métall., 99 (2002), 373.

タイトルに関連する用語 (9件)： 測定試料 ,  面積 ,  着目 ,  介在物 ,  特性化 ,  自動化 ,  SEM ,  EDS ,  分析