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J-GLOBAL ID：201102290283133972   整理番号：11A0809960

モーションキャプチャを用いた日本舞踊の教育用動作解析システムの構築

Motion Analysis System for Instruction of Nihon Buyo using Motion Capture

著者 (6件)： 篠田之孝 (日本大学理工学部) ,  村上慎吾 (日本大学理工学部) ,  渡辺雄太 (日本大学理工学部) ,  三戸勇気 (日本大学芸術学部) ,  渡沼玲史 (日本大学芸術学部) ,  丸茂美惠子 (日本大学芸術学部)
資料名： 電気学会論文誌 A  (IEEJ Transactions on Fundamentals and Materials)
巻： 131  号： 4  ページ： 270-276 (J-STAGE)  発行年： 2011年 
JST資料番号： S0808A  ISSN： 0385-4205  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本の伝統芸能である日本舞踊の型,流派ならびに熟達度を動作解析により分類し,教育現場での演者への高い教育的効果を挙げるシステムについて述べた。演者が理解しやすい教育支援システムのために,時系列の演者の身体動作と身体重心を可視化するシステムを考えた。モーションキャプチャで得られた身体部位の位置情報を用いて身体重心の位置を算出し,演者の身体回転動作の影響を受けずに身体部位と身体重心の位置提示が行えるシステムである。また,時系列の身体重心の軌跡を身体部位に提示でき,身体各部の位置や角度等の提示が行える。また,演者2人の動作を比較するための同時提示が出来,2人の振りの開始が違っている場合でも同時提示できるように,時間シフトできる機能も有している。

シソーラス用語： *モーションキャプチャ ,  レクリエーション ,  *動作分析 ,  知識 ,  *知覚 ,  *運動覚 ,  重心 ,  *教育効果 ,  可視化 ,  位置情報 ,  CAI【計算機】 ,  身体部位 ,  回転
準シソーラス用語： 日本舞踊 ,  身体知

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (23件)：

• (1) K. Furukawa, K. Ueno, T. Ozaki, S. Kamisato, R. Kawamoto, K. Shibuya, et al. : “Research Trend of Physical Skill Science — Towards Elucidation of Physical Skill”, JSAI, Vol. 20, No. 2 (SP-A), pp. 117-128 (2005) (in Japanese)
• 古川康一・植野 研・尾崎知伸・神里志穂子・川本竜史・渋谷恒司,他:「身体知研究の潮流—身体知の解明に向けて—」,人工知能学論, Vol. 20, No. 2 (SP-A), pp. 117-128 (2005)
• (2) M. Yoshimura, Y. Sakai, T. Kai, and I. Yoshimura : “A Trial for Identifying and Characterizing Typical Parts of Japanese Dancing”, IEICE (D-II), Vol. J84D-II, No. 12, pp. 2644-2653 (2001) (in Japanese)
• 吉村ミツ・酒井由美子・甲斐民子・吉村 功:「日本舞踊の「振り」部分抽出とその特性の定量化の試み」,信学論 (D-II), Vol. J84D-II, No. 12, pp. 2644-2653 (2001)
• (3) M. Yoshimura, H. Murasato, T. Kai, A. Kuromiya, K. Yokoyama, and K. Hachimura : “Analysis of Japanese Dance Movements Using Infrared Tracing System”, IEICE (D-II), Vol. J87D-II, No. 3, pp. 779-788 (2004) (in Japanese)

タイトルに関連する用語 (6件)： モーションキャプチャ ,  日本 ,  舞踊 ,  教育 ,  動作解析 ,  構築