抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,森林簿活用の障害になっている林班図の問題を取り除き,まずは森林簿に基づく空白の無い林齢の分布を分析する。次いで,林齢マップの作成を通じて理解された沖縄県国頭村域の森林情報の実態を踏まえ,今後の森林情報整備のあり方について考察した。今回,森林簿に基づく国頭村域の林齢の分布が小班単位で明らかになった。齢級構成の分析から,ほとんどの林分が更新経験を持つと考えられた。ただ,当地の森林の多くに人手が入ってきたことは,オルソの様子からも間違いないと考えられた。森林簿は森林利用の履歴を記録したデータベースであり,今後も森林管理の基盤になると考えられるが,今回紙地図からGISへ移行するための課題も見つかった。1つは,個々の施業記録の位置精度が低いことである。2つは,新しい小班をつくるルールづくりである。3つは,記録の管理である。