抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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エントレーナーとしてのエタノールを添加,および添加なしで超臨界二酸化炭素液(SCF-CO_2)によって抽出したエンバク油と,n-ヘキサンまたはメタノールで抽出したもの,脂肪酸成分とDPPHフリーラジカル捕捉活性における差異を比較した。GC分析は,4つのエンバク油の脂肪酸成分が主としてパルミチン酸,エライジン酸およびリノール酸からなり,それら全部で,それぞれのエンバク油の総脂肪酸の93%を占めていることを示した。SCF-二酸化炭素によってエントレーナーとしてのエタノールを添加,および添加なしで抽出したエンバク油と,n-ヘキサンまたはメタノールで抽出したものは,79.41%,77.86%,77.56%,および76.51%の不飽和脂肪酸の相対含有量,および一不飽和脂肪酸と高度不飽和脂肪酸への飽和脂肪酸の比率は,それぞれ,1:2.74:1.85:1.71,1:2.21:1.60,および1:1.74:1.73であった。エンバク油のDPPHフリーラジカル捕捉活性およびビタミンCとEは,以下の順位で減少した:ビタミンC>メタノールで抽出したエンバク油>SCF-CO2によってエントレーナーとしてのエタノールを添加して抽出したエンバク油>ビタミンE>n-ヘキサンにで抽出したエンバク油>SCF-CO2によってエントレーナーとしてのエタノールの添加なしで抽出したエンバク油。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST