抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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汚染が生じた時に原状回復に長時間を要する地圏の元素分布の基礎データとなる試料密度の高い地球化学図を福岡県東部と西部地区において作成し,地球環境評価について述べた。試料は広い地域を効率よくカバーできる河川堆積物を河床から採取してメッシュ処理等の前処理後,蛍光X線法で堆積物主元素10種,微量元素17種の計27元素について測定した。得られた元素の濃度分布は調査流域に分布する岩石の化学組成および鉱物への微量元素の濃縮の差異,言い換えればほとんど地域土質を反映していると考えられた。現時点では汚染は検出されていないが,さらに広範囲のデータ蓄積が望まれる。