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J-GLOBAL ID:201102290784278466   整理番号:11A1755754

E-シリーズレゾルビンのキラルリピドミックス:アスピリン及び新規なメディエイターの生合成

Chiral lipidomics of E-series resolvins: Aspirin and the biosynthesis of novel mediators
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巻: 1811  号: 11  ページ: 737-747  発行年: 2011年11月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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炎症反応の調節は多くの疾患において重要な役割を果し,広範な関心事である。自己制限急性炎症回復促進において活性な役割を果す新規機構と脂質メディエイターを近年同定した。この新規な緩解促進メディエータは重要な脂肪酸由来リポキシン,レゾルビン,プロテクチン及びマレシンを含む。各メンバーはユニークな緩解促進作用機序を有しており,好中球浸潤の制限,局所メディエイター(ケモカイン,サイトカイン)の調節及びアポトーシスPMN,細胞残骸及び微生物のマクロファージ促進クリアランスの増大などの機能がある。ユニークな作用機序により,レゾルビンは広範な実験的炎症性疾患の重要事象の調節において重要な役割を果すことが判明している。この緩解促進メディエイターはω-3必須脂肪酸(EPA,DHAなど)と炎症及び組織ホメオスタシスの回復過程の分子リンクも行う。キラルLC-MS-MSに基づくリピドミックスを使用して得たEPA由来レゾルビンの新規な18Sシリーズ同定の最近の証拠を概説した。レゾルビンE1にはin vivo及びin vitroで強力な作用があることが多くの実験室で示されており,Eシリーズレゾルビン生合成における18S-レゾルビンE1と18S-レゾルビンE2の作用の比較を概説した。18S及び18Rシリーズの生合成及び形成はアスピリン処理で促進され,立体特異性生合成において食餌性EPA及び組換ヒト5-リポキシゲナーゼ及びLTA4ヒドロラーゼの利用が関与した。レゾルビン,プロテクチン及びアンチョビ(Peruvian anchovy)などの海洋生物における関連生産物の同定にもLC-MS-MSに基づくリピドミックスの使用を示した。この新しい所見はキラルLC-MS-MSリピドミックスの有用性を示し,キラルLC-MS-MSに基づくリピドミックス及びメタボロミクスによる新しい回復回路同定の可能性を示した。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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