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J-GLOBAL ID:201102291043887054   整理番号:11A1498142

ミドリムシにおける走光性および走重力性における蛋白質キナーゼの関与

The involvement of a protein kinase in phototaxis and gravitaxis of Euglena gracilis
著者 (4件):
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巻: 233  号:ページ: 1055-1062  発行年: 2011年05月 
JST資料番号: C0607A  ISSN: 0032-0935  CODEN: PLANAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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単細胞鞭毛藻類ミドリムシEugrena gracilisは低光強度(<10 W/m<sup>2</sup>)で正の走光性およびより強い光照射で(>10 W/m<sup>2</sup>)負の走光性を示す。走光性は青色光活性化アデニルシクラーゼ,これは光照射でcAMPを生産する,に基づく。光がないと,細胞は水柱を上方に泳ぐ(負の走重力性)。観測ロケット作戦行動および多数の地上実験の結果は,ミドリムシの走重力性におけるシグナル認識および伝達の次のモデルに導いた:細胞の体は周りの培地より重い,沈降し,それによりより低底部の膜に重力を加える。垂直泳動進路からの逸脱に際し機械的感応性イオンチャンネルが活性化する。カルシウムが経ゲート流入し,細胞内カルシウム濃度を増加し,膜電位の変化を引起す。流入後,カルシウムはミドリムシで見出された数カルモジュリンの1つを活性化する,これは次いでATPからcAMPを生産するアデニルシクラーゼ(走光性に関与するものとは異なる)を活性化する。走光性および走重力性の両者の感覚伝達鎖におけるもう1つの要素エレメントは特異的蛋白質キナーゼAである。ミドリムシ中に異なる5蛋白質キナーゼAを見出した。RNAiによるこれらのうちの1のみ(PK.4,受入れNo. EU935859)の遮断は,走光性および走重力性の両者を阻害したが,他の4つの阻害は走光性あるいは走重力性のどちらのも影響しなかった。cAMPがこの蛋白質キナーゼAを直接活性化し,これが次に鞭毛運動に関与する蛋白質をリン酸化すると想定される。Copyright 2011 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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植物生理学一般  ,  細胞膜の輸送 
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