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J-GLOBAL ID：201102291173683574   整理番号：11A0115781

対称鍵暗号のShannon限界を超える量子ストリーム暗号と実験による実証の可能性

Quantum stream cipher beyond the Shannon limit of symmetric key cipher and the possibility of experimental demonstration

著者 (4件)： HIROTA Osamu (Tamagawa Univ., Tokyo, JPN) ,  IWAKOSHI Takehisa (Tamagawa Univ., Tokyo, JPN) ,  SOHMA Masaki (Tamagawa Univ., Tokyo, JPN) ,  FUTAMI Fumio (Tamagawa Univ., Tokyo, JPN)
資料名： Proceedings of SPIE  (Proceedings of SPIE)
巻： 7815  ページ： 78150P.1-78150P.11  発行年： 2010年 
JST資料番号： D0943A  ISSN： 0277-786X  CODEN： PSISDG  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： クラウドコンピューティングを実現する次世代光ネットワークでは,セキュリティが高く遅延の小さい物理層における暗号化が望ましいが,高速度データへの適用が必要となる。Yuen2000プロトコル(Y00)などの量子雑音ランダム化ストリーム暗号は,盗聴者は回線から正しい暗号文を得られないという意味で,対称鍵暗号のShannon限界を超える暗号の実現可能性を与える。本論文はまず,Shannon限界を超える条件を要約し,秘密鍵を利用する盗聴チャネルの意味で一般化秘密容量を定式化し,Shannon限界を超える暗号を明確化した。一般化Y00暗号を利用する,空間通信と光ファイバ通信に対する一般化秘密容量を示した。Shannon限界を超えるための理論的制約の緩和を論じ,振幅変調型のASK-Y00暗号を盗聴者の装置限界下で動作させるとShannon限界を実世界で妥当に超える可能性を示した。

シソーラス用語： 計算機利用 ,  通信網 ,  秘密鍵暗号 ,  限界 ,  暗号鍵 ,  量子雑音 ,  秘密 ,  通信路容量 ,  光通信 ,  実現可能性 ,  実証実験 ,  振幅変調 ,  *量子暗号 ,  プロトコル ,  制約条件 ,  セキュリティ ,  クラウドコンピューティング ,  光ネットワーク ,  暗号プロトコル
準シソーラス用語： *Shannon限界 ,  *ストリーム暗号 ,  盗聴

分類 (1件)： 符号理論  (ND02030R)

タイトルに関連する用語 (9件)： 対称 ,  鍵 ,  暗号 ,  Shannon限界 ,  量子 ,  ストリーム暗号 ,  実験 ,  実証 ,  可能性