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J-GLOBAL ID:201102291206923681   整理番号:11A1176970

インサート型電子ビーム溶接した球状黒鉛鋳鉄と軟鋼溶接継手の機械的性質

Mechanical Properties of Insert-type Electron Beam Welded Spheroidal Graphite Cast Iron and Mild Steel Welded Joints.
著者 (2件):
資料名:
巻: 83  号:ページ: 371-377  発行年: 2011年07月25日 
JST資料番号: G0096A  ISSN: 1342-0429  CODEN: CHKOFY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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電子ビーム溶接した球状黒鉛鋳鉄(FCD700)と軟鋼(SS490)との溶接継手性能の向上を目指して,両材のI形突合せ面にインサート材を挿入するインサート型電子ビーム溶接を行った。インサート材には,純Ni及びオーステナイト系ステンレス鋼(SUS304)を用いて,溶接継手の組織と強度などについて検討した。その結果,溶融凝固部に溶接割れやポロシティは認められず,その組織は純Niインサート型溶接の場合はオーステナイト,またSUS304インサート型溶接の場合はオーステナイトとマルテンサイトであった。溶融凝固部の平均硬さは,純Niインサート型溶接の場合235HV,SUS304インサート型溶接の場合393HVを示し,直接溶接した場合の566HVに比して硬さが低下した。次に,インサート型溶接継手の平均引張強さは,純Ni溶接継手425MPa,SUS304溶接継手443MPaであった。SUS304溶接継手の軟鋼母材に対する平均継手効率は84%となり,直接溶接継手の72%より向上した。また,インサート型溶接継手の衝撃値は,直接溶接継手の場合とほぼ同様の値を示した。さらに,インサート型溶接継手(FCD700とSS490の溶接継手)の疲労限度は,純Ni溶接継手266MPa,SUS304溶接継手255MPaであり,直接溶接継手(FCD700とSS400の溶接継手)の209MPaより疲労強度の向上が認められた。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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溶接部  ,  機械的性質  ,  変態組織,加工組織 
引用文献 (23件):
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