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J-GLOBAL ID:201102291244932350   整理番号:11A1359701

エビ頭からの特異ヘパラン硫酸はデングウイルスおよび日本脳炎ウイルスによる感染に対し強い阻害効果を示す

Unique heparan sulfate from shrimp heads exhibits a strong inhibitory effect on infections by dengue virus and Japanese encephalitis virus
著者 (14件):
資料名:
巻: 412  号:ページ: 136-142  発行年: 2011年08月19日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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エビ(Penaeus brasiliensis)頭から抽出した高度硫酸化ヘパラン硫酸(HS)の,構造及び生物学的活性を特性化した。構造的にエビHSは高度に硫酸化されていたが,ヘパリンより不均一であった。エビHS調製物の分子質量は,ゲル濾過HPLCにより32.3kDaと決定した。表面プラズモン共鳴による分析は,各種増殖/分化因子が特異的にエビHSに同程度の親和性で結合することを示した。特に,エビHSはデングウイルスタイプ2および日本脳炎ウイルスによる感染に対し,ヘパリンより強い阻害効果を示した。抗凝固活性の実験は,エビHSが有意の抗トロンビン活性を示すが,市販ヘパリンより弱いことを示唆した。従って,工業廃棄物であるエビ頭からのHS調製物は,各種の臨床的応用に有望な物質である。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  抗ウイルス薬の基礎研究 

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