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J-GLOBAL ID:201102291599371090   整理番号:11A1938040

重水素化ZrTiNi C14Laves相の局所金属及び重水素規則化

Local metal and deuterium ordering in the deuterated ZrTiNi C14 Laves phase
著者 (5件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 645-656  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: A0316A  ISSN: 1359-6454  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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焼鈍したほぼ等原子比のZrTiNi合金中の六方晶C14Laves相の局所構造を,中性子全散乱法を用いて重水素化の前後で検討した。P63/mmc AB2モデルのRietveld精密化によってA位置がZrとTiで共有され,ふたつの非等価B位置がTiとNiの混合物で占められていることを示した。実数及び逆数空間の中性子全散乱データの同時適合を用いる逆モンテカルロ精密化によって,B位置におけるTiとNiの著しい短距離規則化を明らかにした。調整したTi-Ni最隣接距離は,対応するTi-TiとNi-Ni距離に比べてかなり短い。にもかかわらず,水素吸収に重要な化学的に区別可能な四面体格子空間(すなわち,[Zr2Ti2],[Zr2TiNi],[Zr2Ni2]など)の有効寸法の違いは小さいままである。重水素化TiZrNiD2.14試料の構造のRietveld精密化によっては,重水素が様々な[A2B2]四面体格子内位置を占拠していることを確認した。RMC精密化の結果は,重水素が[Zr2Ti2]と[Zr2TiNi]四面体格子空間に極めて優先的に配位する一方,[Zr2Ni2]位置はほとんど空いたままであることを示唆している。これらの結果は,最も安定な二元水素化物を形成する金属が配位する位置を水素が優先的に占めることを予測した以前のモデルが適切であったことを意味する。[Zr2TiNi]四面体格子中の重水素原子はNiに置換される。Ti,Zr,NiのK端のX線吸収端近傍構造は,重水素化によってTiとZrに関連するFermi準位の直上の非占有電子状態の密度が低下することを表している。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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変態組織,加工組織  ,  金属の結晶構造  ,  二次電池 
タイトルに関連する用語 (3件):
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