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J-GLOBAL ID:201102291773038494   整理番号:11A0728423

キラルなイリジウムスピロアミノホスフィン錯体: 簡単なケトンの不斉水素化,構造,及びもっともらしい機構

Chiral Iridium Spiro Aminophosphine Complexes: Asymmetric Hydrogenation of Simple Ketones, Structure, and Plausible Mechanism
著者 (5件):
資料名:
巻:号:ページ: 899-908  発行年: 2011年 
JST資料番号: W1856A  ISSN: 1861-4728  CODEN: CAAJBI  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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キラルなスピロアミノホスフィン配位子(特に,P原子に3,5-ジ-tert-ブチルフェニル基を有するもの)のイリジウム錯体が,アルキルアリールケトン類を不斉水素化するための非常に効率的な触媒であることを実証した。塩基としてKOtBuを存在させた穏やかな反応条件下で,一連のキラルな第二アルコールを効率良く(最高10000のTON,3.7×104h-1と97% ee及び)合成できた。X線分析で,これらキラルな配位子のイリジウム錯体の構造を調べ,配位子のP-フェニル環上3,5-ジ-tert-ブチル基が触媒の高活性と高エナンチオ選択性を達成するためのキー要因であることを明らかにした。P原子に3,5-ジ-tert-ブチルフェニル基を有するキラルなスピロアミノホスフィン配位子のイリジウム錯体とH2から発生させた触媒をESI-MS及びNMR分光法で調べ,初期に形成される1個の前記配位子を持つイリジウムジヒドリド錯体が活性種であることを見いだした。またそれが,2個の前記配位子を持つ不活性イリジウムジヒドリド錯体にゆっくりと変化することも明らかにした。この水素化反応を説明するもっともらしい機構を提示した。
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分類 (3件):
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白金族元素の錯体  ,  有機りん化合物  ,  貴金属触媒 
物質索引 (13件):
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