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J-GLOBAL ID:201102291847581233   整理番号:11A0967749

オゾンとカルボニル化合物の同時定量のための拡散サンプリングデバイス

A diffusive sampling device for simultaneous determination of ozone and carbonyls
著者 (3件):
資料名:
巻: 691  号: 1-2  ページ: 119-124  発行年: 2011年04月08日 
JST資料番号: A0394A  ISSN: 0003-2670  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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空気中のオゾンとカルボニル化合物の同時定量のための新規拡散サンプリングデバイス(DSD)に基づく拡散サンプリング法を開発した。本法では,吸着剤としてtrans-1,2-ビス(2-ピリジル)エチレン(2BPE)と2,4-ジニトロフェニルヒドラジン(DNPH)の混合物を含浸させたシリカゲル,拡散膜として作用する多孔性焼結ポリエチレンチューブ(PSP-拡散フィルター),及び吸着剤から検体の溶出のための小さなポリプロピレンシリンジ(PP-容器)を用いる。空気中の存在するカルボニル化合物は吸着剤中のDNPHと反応し,ヒドラゾン誘導体を形成する。同時に空気中のオゾンは2BPEと反応し,ピリジン-2-アルデヒドを形成し,これがDNPHとすぐ反応してピリジン-2-アルデヒド誘導体を形成する。空気中のカルボニル化合物からすべてのヒドラゾンは,(オゾンから形成される)ピリジン-2-アルデヒドを含めて,高速液体クロマトグラフィーによって完全分離され,分析される。活性サンプリング法で得られた速度との比較によって,オゾン(44.6mLmin-1)とホルムアルデヒド(72.0mLmin-1)のサンプリング速度が決定された。他のカルボニル化合物のサンプリング速度は,Graham則に基づく規則の従いそれぞれの分子量から算出した。算出されたサンプリング速度は,実験値と一致する。DSD-BPE/DNPH法は,単純であり,オゾンとカルボニル化合物の同時定量を可能にする長所を持つ。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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