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J-GLOBAL ID：201102291881151639   整理番号：11A1824910

代謝性疾患におけるマクロファージ仲介性炎症

Macrophage-mediated inflammation in metabolic disease

著者 (5件)： CHAWLA Ajay (Univ. California San Francisco, California, USA) ,  NGUYEN Khoa D. (Univ. California San Francisco, California, USA) ,  NGUYEN Khoa D. (Stanford Univ., California, USA) ,  SHARON GOH Y. P. (Univ. California San Francisco, California, USA) ,  SHARON GOH Y. P. (Stanford Univ., California, USA)
資料名： Nature Reviews. Immunology  (Nature Reviews. Immunology)
巻： 11  号： 11  ページ： 738-749  発行年： 2011年11月 
JST資料番号： W1371A  ISSN： 1474-1733  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マクロファージは免疫系と代謝系の動的相互作用を仲介するようである。飢餓や肥満状態でマクロファージは白色脂肪組織に存在するが,活性化マクロファージの表現型と機能は代謝状態によって変化する。マクロファージは,飢餓状態ではインシュリンの同化作用を増強するが,肥満状態では炎症性サイトカイン分泌を介してインシュリン抵抗性を増す。脂肪組織のマクロファージは代謝性疾患の発症に寄与する。マクロファージと代謝組織の相互作用は,感染時にインシュリンの作用と栄養の利用性を修飾するように進化したらしい。自然および適応免疫細胞は恒常的に脂肪組織に居住しているので,拡張した脂肪組織は脂肪の蓄積などの他に,マクロファージ仲介性抗原提示やリンパ球活性化の為の第三のリンパ器官として振舞う。

シソーラス用語： *マクロファージ ,  *代謝性疾患 ,  *脂肪組織 ,  飢餓 ,  肥満 ,  薬理作用 ,  炎症 ,  タンパク質複合体 ,  インスリン抵抗性
準シソーラス用語： インシュリン抵抗性 ,  インシュリン作用 ,  *白色脂肪組織 ,  インフラマソーム

分類 (2件)： 生体防御と免疫系一般  (ED01010F) ,  代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J)

タイトルに関連する用語 (4件)： 代謝性疾患 ,  マクロファージ ,  仲介 ,  炎症