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J-GLOBAL ID:201102291927064868   整理番号:11A1408357

金属フッ化物によるMgH2系の脱水素特性の改良機構に関する研究

Study on the Mechanism of the Improvement of Dehydrogenating Properties of MgH2 Systems by Metal Fluorides
著者 (4件):
資料名:
巻: 39  号:ページ: 969-974  発行年: 2010年 
JST資料番号: W0563A  ISSN: 1002-185X  CODEN: XJCGEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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MgH2系の脱水素特性を,触媒として金属フッ化物を添加して改良した。MgH2系のMg原子置換反応エネルギー,Mg空孔生成エネルギー,H原子除去エネルギーおよび電子構造変化を,密度汎関数理論に基づくDmol4.1プログラムで算出した。金属フッ化物の添加によるMgH_2系の脱水素特性の改善機序について考察した。試験結果から,Mg空孔生成エネルギーが鉄,チタン,ジルコニウム,バナジウム,ニッケル,ニオブ,クロムあるいは銅置換反応のそれよりかなり高いことがわかった。それは,低温では,MgH_2系の脱水素でMgサイトでのこれらの元素の置換反応がMg空孔形成より起こりやすいことを意味する。NiF2,NbF_5,およびZrF4は全てMgH_2系の脱水素反応に有益であり,MgH_2系の脱水素特性の改良度の計算結果は実験結果に一致している。ニッケル,ニオブ,およびジルコニウム原子は,それぞれMgH_2系のMg原子を置換し,対応するNiF_2+3MgH_2=MgF_2+Mg_2NiH_4,2NbF_5+5MgH_2=5MgF_2+2NbH+4H_2およびZrF_4+2MgH_2=2MgF_2+ZrH_2の反応を加速する。したがって,高い安定性を有するMgH_2は,Mg_2NiH_4,NbHおよびZrH_2などの他の水素化物に変わる。MgH_2系の状態密度(DOS)と比べて,ニッケル,ニオブまたはジルコニウム原子がMg原子を置換すると,スーパセルの中心原子とその最も近い,2番目に最も近いH原子で作られた八面体領域のFermi準位より下の価電子数は,ニッケル,チタン,ジルコニウムの順に増加する。それは,対応して構造安定性が増加し,一方,脱水素特性が低下し,それらの両方がニッケル,チタン,ジルコニウム・・・の順であることを意味する。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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金属工学一般 
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