文献

J-GLOBAL ID：201102292105976110   整理番号：11A0630655

人工原子とテラヘルツ共振器間の強い結合

Strong couplings between artificial atoms and terahertz cavities

著者 (5件)： ZHANG M. (Southwest Jiaotong Univ., Chengdu, CHN) ,  JIA H. Y. (Southwest Jiaotong Univ., Chengdu, CHN) ,  HUANG J. S. (Southwest Jiaotong Univ., Chengdu, CHN) ,  WEI L. F. (Southwest Jiaotong Univ., Chengdu, CHN) ,  WEI L. F. (Shanghai Inst. of Microsystem and Information Technol., Chinese Acad. of Sci., Shanghai, CHN)
資料名： Optics Letters  (Optics Letters)
巻： 35  号： 10  ページ： 1686-1688  発行年： 2010年05月15日 
JST資料番号： H0690A  ISSN： 0146-9592  CODEN： OPLEDP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者らは,表面状態の電子は丁度量子電気力学共振器におけるように閉じ込められていると仮定し,電子の運動や電磁場の偏光に関して単純化を行った。高フィネステラヘルツ(THz)共振器中に,(液体ヘリウムの下に置かれた微小電極により)捕捉された液体ヘリウム上の電子浮遊を提案した。THz共振器と共鳴相互作用し得る電子の垂直運動の2つの最低準位は,2準位”原子”として作用し,このようにして,有名なJaynes-Cummingsモデル(JCM)と駆動JCMが実現可能となる。数値結果は,液体表面上の共振器と電子の典型的なパラメータに対して,人工原子とTHz共振器間の強い結合が得られる筈であることを示した。原理的に,ここで提案した装置は実験的に実現可能であり,その根拠を詳述した。

シソーラス用語： 量子光学 ,  量子電気力学 ,  *量子ドット ,  *共振器 ,  電磁波 ,  *結合 ,  電子 ,  鮮鋭度 ,  液体ヘリウム ,  微小電極 ,  捕捉電子 ,  浮遊 ,  相互作用 ,  定在波 ,  基底状態 ,  原子 ,  Jaynes-Cummings模型 ,  テラヘルツ波
準シソーラス用語： テラヘルツ ,  フィネス ,  基底準位 ,  共振器量子電気力学 ,  *人工原子 ,  定常波 ,  捕捉

分類 (1件)： 量子光学一般  (BD04010X)

タイトルに関連する用語 (2件)： 人工原子 ,  テラ