抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
女性の化粧は主として洗面室で行われる。本研究では,住宅の洗面室に設置されている洗面化粧ユニットで化粧を行う場面を想定し,化粧行為時の明視性を踏まえた上での作業性に焦点をあてた。洗面化粧ユニットの照明設備の設置位置により,化粧作業者の顔面に照射される光の方向や拡散・指向性が異なることが,化粧のし易さに影響を及ぼすことを明らかにすることを目的とした主観評価実験を行った。その結果,洗面化粧ユニットの照明は,高い顔面鉛直面照度が得られる光量条件下で化粧がしやすいことが示された。また,ポイントメイク時には化粧者自身の手の影を煩わしく感じられるため,照明が鏡の左右もしくは四方に設置される洗面化粧ユニットが望ましいことが示された。