文献

J-GLOBAL ID：201102292248324725   整理番号：11A0929882

3H5N1インフルエンザウイルス:発病及び生物学特性

3H5N1 influenza viruses: outbreaks and biological properties

著者 (5件)： Gabriele Neumann (Dep. of Pathological Sciences, School of Veterinary Medicine, Univ. of Wisconsin-Madison, USA, WI) ,  Hualan Chen (Harbin Veterinary Res. Inst. of Chinese Acad. of Agricultural Sciences National Key Lab. of Veterinary Biotechnology ...) ,  George F Gao (Inst. of Microbiology, Chinese Acad. of Sciences, Beijing) ,  Yuelong Shu (National Inst. for Viral Disease Control and Prevention, Chinese Center for Disease Control and Prevention State Key ...) ,  Yoshihiro Kawaoka (Dep. of Pathological Sciences, School of Veterinary Medicine, Univ. of Wisconsin-Madison, USA, WI)
資料名： Cell Research  (Cell Research)
巻： 20  号： 1  ページ： 51-61  発行年： 2010年 
JST資料番号： C2561A  ISSN： 1001-0602  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： インフルエンザA型ウイルスの全ての既知サブタイプは,これらウイルスの天然貯蔵庫である野生水鳥で維持されている。インフルエンザA型ウイルスは,様々な病的状態と死亡率を有する種々の動物から分離されている。より重要なことには,インフルエンザA型ウィルスは,潜在的な致死性結果でヒトに呼吸器疾患を引き起こす。ヒトにおける局所的発生や世界的発生は,過剰な入院や死が典型的な特徴である。1997年には,H5N1サブタイプの高い病原性を有するトリインフルエンザウイルスが香港で出現しヒトに感染して,トリインフルエンザウイルス感染によるヒトの死の最初の文書化された症例に帰着した。新しい発生がベトナム,インドネシア及びタイの家禽で,2003年7月に始まり,高い病原性のトリH5N1インフルエンザウイルスは,アジアの至る所やヨーロッパ及びアフリカに伝播した。これらのウイルスは,高い死亡率でヒトに感染し,迫り来る大流行の世界的関心事を引き起こし続ける。さらに,H5N1ウイルス発生は,アジアの至る所の養鶏業に壊滅的影響を及ぼした。H5N1ウイルス発生は中国南部から始まったように見えるので,中国におけるH5N1インフルエンザウイルスを検査し,それらの生物学的特性について強調した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *トリインフルエンザウイルス ,  ヒト ,  ヨーロッパ ,  アフリカ ,  ベトナム社会主義共和国 ,  インドネシア共和国 ,  タイ王国 ,  死亡率 ,  *ウイルス感染 ,  病原性 ,  香港 ,  *インフルエンザウイルスA型/H5N1 ,  *微生物
準シソーラス用語： *H5N1型トリインフルエンザウイルス

分類 (4件)： ウイルス感染の生理と病原性  (EG04042Y) ,  ウイルスによる動物の伝染病  (FE02024R) ,  疫学  (GB03000E) ,  家禽一般  (FD03010U)

タイトルに関連する用語 (3件)： インフルエンザウイルス ,  発病 ,  生物学