抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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管理高速道路の重要な要素の1つは路肩運用であり,交通量が増加する時間帯に容量増加のために路肩を開放するものである。さらには,車両の速度は全車線で一貫した可変速度制限によって規制される点である。本論文はこのような高速道路に必要な設備の故障時の影響も紹介した。管理高速道路は従来の高速道路とは違った便益をもたらすが,それは技術と運用要求が一致した場合に限って可能であると認識することが重要である。初期段階での運用要求を検討することによって,全体の寿命コストモデルから総合的な便益につながる設計変更が行える可能性もありうる。例えば,路肩をカバーするPTZ(パン・チルト・ズーム)カメラを増設することで,1台の路肩監視カメラの故障のために路肩を車線として開放できなかったというリスクを軽減できることを強調した。