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J-GLOBAL ID:201102292412114370   整理番号:11A0574378

高度化する排水処理技術と支援機器 人工湿地を活用した無エネルギー汚水処理技術

著者 (1件):
資料名:
巻: 40  号:ページ: 63-68  発行年: 2011年02月01日 
JST資料番号: S0991A  ISSN: 0285-5380  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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日本で馴染みの薄い排水処理技術,人工湿地に注目し,無エネルギー汚水処理メカニズムと必要面積算定法を述べ,事例として人工湿地運用手法と日本の気候条件下の水質浄化性能を紹介した。人工湿地の水質浄化メカニズムは,ヨシ等を植栽した砂層や礫層から成るろ過層上部より汚水を流入させ,ろ過及び吸着された汚濁成分をバイオフィルムや根圏微生物群により分解するものである。人工湿地の水位をろ過層底部に設定することにより,ろ過層内が自然に好気条件になるため,エネルギーの要る曝気操作無しに好気性処理を行え,活性汚泥法と較べ-70%の低炭素化を達成した。人工湿地面積と許容汚濁負荷量の関係は,人工湿地面積が大きいほど酸素供給は増え,許容汚濁負荷量は増える。酸素供給量,人工湿地面積,BOD及びアンモニア態窒素の許容汚濁負荷量との関係式を述べた。人工湿地の運用手法と日本の気候条件下での水質浄化性能を調べるために,畜産排水を対象として東北地方の環境条件下で性能実証実験を行った。2009年6月より開始して現在まで続け,東北厳寒期でも問題がなく,BOD,懸濁物質,ケルダール窒素,総窒素,総リンを十分に除去できることが分かった。
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分類 (2件):
分類
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下水,廃水の生物学的処理  ,  農業廃棄物の廃水処理 
引用文献 (11件):
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